こだわりのパンを販売する注文販売専門パン屋【Adelie KONALABO】

追浜駅から商店街を歩き、路地を入る。曲がり角にあるなにやらカッコイイ建物に胸を膨らませながら階段をのぼった先にあるのが、以前中区赤門町にあったパン工房「Adelie KONALABO」です。

工房を切り盛りされているのは、デザイナーという一面もお持ちの藤森さん。

「パンの製造許可をとったのは2008年。グラフィックデザインのデザイナーをやりながら通販中心に販売をはじめました。もともと粉ものが好きなんです。だからパンはもちろん、お好み焼き、たこ焼き、パスタ、クッキー、餃子、粉ものは何でも好きなんです」

地域との出会いのきっかけは、東小学校でカルチャースクールの講師を務めたことだったのだといいます。

「リーマンショックで仕事がなくなったんです。縁があって東小学校のカルチャースクールでパソコンの先生をやることに。あの辺に顔を出し始めたきっかけでした」

スクールに参加していた初音町の婦人会の方の声をきっかけに、NPO黄金町エリアマネジメントセンターと出会い、2011年の黄金町アートバザール期間中に期間限定でパン屋を営業。そしてパンマルシェなどに出展するように。

それから1年半ほどたったころ、スクール関係で出会った方と赤門町で「アデリースタジオ+つ」を開店。現在は注文販売専門パン屋「Adelie KONALABO」として追浜でこだわりのパン作りをされています。

「私自身たくさん入っているものはトゥーマッチなんですよ。私のからだもオッケーな物をだしています。卵や牛乳、砂糖などを入れないようにとしていくと、やはりそれなりのテクニックがいる。ものたりないとか、硬いって方もいるんですが、わたしはそこが好き」

コンセプトは「引き算」なのだそう。

「若い頃はレシピの写真通りになったら嬉しいという感じでつくっていましたが、引き算をはじめて、例えば動物性のものを植物性にするなどとなると、お手本がないので、自分で工夫をするように。研究をするのは好きなんです」

「だんだん混じりけや添加物が多いものを食べると、後で体が重くなるなど反応が出るように。引き算をしていたら、結果的にグルテンフリーの商品が増えました。あくまで自分が美味しく食べれるもの、自分の体に優しいものをつくっています」

余計な味や香りがついていないアデリーのパンは、舌が敏感なお子さんにも人気。国産の小麦、植物由来の油、無添加の食材などさまざまありますが、大事なのは自分自身がおいしく食べられることなのかもしれません。

ちなみに店名にある「アデリー」は藤森さんの好きなある動物からきているのだそう。ご注文の際にはぜひ聞いてみてくださいね!


アデリーKONALABO
横須賀市追浜町2-15-A 
営業時間 9時00分~18時00分
電話番号 090-2419-7939
WEB https://adelie.jp/
SNS instagram

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