時間を楽しむ工夫がギュッと詰まった、和洋会席 【遊膳グレビー】

大岡川沿い、郵便局横の階段を上がった先には普段と一味違う、大人な雰囲気が漂う。

「目と舌で季節の旬を味わい、心で季節の膳と遊ぶ」というコンセプトのもと、商いを続ける伊藤さん。和洋折衷のお料理と空間を楽しめる「遊膳グレビー」の魅力を探ります。

昭和48年、伊勢佐木町のオデオンビル7階でハンバーグ専門店「レストラン グレビー」を開店したのがはじまり。2年後に屋上ビアガーデン「グレビーパーク」を、さらにその1年後に同ビル中に天ぷら屋「天藤」を開く。そして平成元年、もともと住まいであった現在の場所に移り、「遊膳グレビー」という名前で再スタート。

約45年前から変わらず店名に残り続ける「グレビー」は、ハンバーグの上にかかっている「グレビーソース」からとったのだと言います。

「最初がレストランで、天ぷら屋さんが和食だったので、和と洋のお料理を。遊膳というのは、遊ぶお膳。単なる食事をするだけでなく、このテーブルの上で楽しむ。ゆっくり食事をして、遊んでほしいんです」

お刺身や煮もの、そしてステーキ。お酒にも日本酒やワインというように和と洋が混在する。なかでもおすすめなのは、旬の食材をたっぷりと用いた「花遊膳」なのだそう。

「料理は、季節によって旬のものが入り、メニューが変わる。まずは見た目で楽しめるようにしています」

”楽しむこと” を意識した工夫がちりばめられている店内。そのこだわりは料理に留まらず、オリジナルの箸袋、食器、飾られている絵、会話などさまざま。地域の方の手作り品、アート作品なども食事空間を彩ります。

「絵も変わるんです。これはまちの人が書いてくれたもの。ほかにも、自分で焼いたうつわを出してみたり、お客さんとの一期一会、会話なんかを楽しんだり。自分も、お客さんも楽しむ。一番の贅沢は時間なんだよね」

食事の場は、テーブル席と個室が選択可能。女性のみの集まりやカップル、お祝いの席として利用されるお客さんが多いのだとか。

大きな窓からは大岡川が一望でき、日差しが心地よく店内を照らします。

「ここは、桜が咲く時期は本当に綺麗。大岡川はSUPとか川のアクティビティも盛んになっているし、ここからみて、食事をしながら景色もね」

階段の途中には、景色の良い喫煙できる座席。

料理と景色と空間、そして会話。さまざまな「楽しみ」が詰まった遊膳グレビー。季節の移ろいを感じながら、誰かとの食事の時間を丸ごと、楽しんでみたい。

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膳グレビー
〒231-0066 横浜中区日ノ出町1-24 
営業時間 ランチ11:30-15:00  ディナー17:00-22:00
定休日:水曜日
TEL  045-252-7315
WEB:https://r.gnavi.co.jp/g013300/

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