黄金町駅前のビル2階。広々とした窓から大岡川と駅前交差点の街並みを眺める。
オーナーの尾崎さんはもともとサラリーマンだったのだそう。
「ちょうど40歳の時、このままあと20年というのに耐えられないなと。中学を卒業してから６年間ブラジルにサッカー留学してたんですよ。ブラジルを忘れていいのかなという思いもあって。ブラジルの事を表現する、食文化をみんなに知っていただく、といったらやっぱり肉で責めるしかない (笑) 」
若葉町にあるブラジル料理を出しているお店との出会いをきっかけに、お肉の焼き方、塩や炭のことなど基礎を教わるように。お店をやりたい気持ちが高まっていたころ、もともと出会っていたビルのオーナーと開店の話が進み、2016年8月に夫婦でこの店をはじめたのだといいます。
そんな思いでオープンした「glide CAFEBAR & GRILL」のおすすめメニューは、ブラジルのソーセージを自家製のパンで挟んだ「グライドドッグ」。華やかに彩られた野菜やフルーツも魅力的です。
ランチタイムにはその他、自家製パンが際立つサンドメニューやお肉メインのものなどがドリンク付きで約1000円。
「お肉の種類は、国産ではなく外の。炭火で焼くとこれだけ美味しいんだよっていうのを知っていただきたいなと思って。本来ブラジルの焼き方は ”シュラスコ” といういぶし焼き。なのでダッジオーブン式のグリルを使って、炭で焼いたお肉をお出ししています」
こだわりはお肉や自家製のパンに留まらず、野菜やスープなどにも。
「家で食べる野菜ってそこまで種類が集められないじゃないですか。せっかくだから、家で食べられない種類の、彩りよい野菜を気分よく召し上がっていただきたい。フルーツもいれて、季節の旬のもの。余裕があれば焼き野菜も添えています」
「スープは、水を使わずに野菜の水分だけでつくっています。それだけ野菜を多く使って。チーズを入れているので、ライスにいれてリゾットにしても美味しい」
特に夜には健康志向のお客さんも多いのだとか。お酒もブラジルのものをはじめさまざまなものがあります。
またメニューにあるものは汁物も含め、ほとんどすべてがテイクアウト可能。電話でお問い合わせ下さい。
最後に、店名にある「glide」は「波に乗る、勢いに乗る」という意味。海も、空も、この空間も、グライドするようにという気持ちが込められているのだといいます。紺色に波模様、お店のロゴを目印に、ぜひ訪れてみてください。
glide cafe BAR & GRILL
〒231-0054 横浜市中区黄金町2-10 森下ビル2F
営業時間 Lunch 11:30-15:00（LO 14:15） Dinner 17:00-21:00（LO 20:30）
定休日：月曜日
TEL 045-315-2559
WEB http://glide-cafe.com
※時短営業などの情報は各店のSNSをご確認ください。
WEB特典：料理注文時提示でソフトドリンクまたはグラス生ビールサービス
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